診察が終わり、病室にはまた穏やかな空気が戻っていた。

悠真はベッドへ腰掛けたまま、大きく息を吐く。

さっきより体は軽い。

でも、まだ立ち上がると少しふらつきそうだった。

マネージャーは時計を見ながら口を開く。

マネージャー「今日はこのまま送っていく。明日以降の仕事は全部調整するから。」

悠真は少し申し訳なさそうに眉を下げる。

悠真「……すみません。」

マネージャー「謝るな。」

少し強めの口調だった。

マネージャー「謝るくらいなら、ちゃんと休め。」

その言葉に悠真は苦笑しながら頷く。

悠真「……はい。」

病室にいた全員が、その返事に少しだけ安心した。