未来は腕を組みながら小さく息を吐く。

未来「だからか。」

みんなが未来を見る。

未来「悠真があんなに安心してた理由。やっと分かった。」

奈津も静かに頷いた。

病院で悠真が莉麻の服を掴んで離さなかった姿。

「そばにいて。」

そう弱音を吐いた姿。

あれだけでも驚いた。

でも今、話を聞いて納得した。

奈津「最初から信頼してたわけじゃなかったんだな。」

悠真は少し笑う。

悠真「うん。気づいたらだった。この人なら大丈夫って。」

その言葉には迷いがなかった。