悠真は少し照れたように頭をかく。
悠真「そんな大した話じゃないよ。」
陽「絶対あるって!だって悠真が知らない子を家に入れるとかありえないじゃん!」
その言葉に、奈津も静かに頷く。
奈津「そこなんだよな。俺もびっくりした。」
悠真は苦笑しながら、小さく息をついた。
悠真「……オフの日だったから気分転換に一人で歩いてたんだけど途中から頭が痛くなって気づいたら、もうまともに立てなくなってた。」
その時のことを思い出す。
照りつける日差し。
ぼやける景色。
どんどん重くなる体。
悠真「誰にも気づかれたくなくて人が少ないところまで歩こうとしてた。」
春空たちも真剣な表情で話を聞いていた。



