食事をしながら話題は自然と莉麻へ移っていく。

陽「そういえばさ、莉麻ちゃんって短大では何勉強してるの?」

莉麻「保育だよ」

その答えに春空が少し目を丸くした。

春空「保育なんだ。なんか分かる。」

莉麻「え?」

春空「優しいもん。」

照れもなくそう言う。

莉麻は少し恥ずかしそうに笑った。

莉麻「そんなことないよ。」

春空「あるよ。子どもも懐きそう。」

そう言いながら笑う春空の腕が、何気なく莉麻の椅子の背もたれに軽く触れる。

本人は話に夢中で、まったく意識していない。

莉麻も特に気にせず話を続ける。

伊澄「確かに。莉麻ちゃん、安心感あるよね。」

未来も静かに頷いた。

未来「話してると落ち着く。」

その言葉に莉麻は照れたように「ありがとう」と笑った。