控室へ戻ると、マネージャーが手を叩いた。

マネージャー「みんな、一日お疲れ。」

六人が「お疲れさまでした」と頭を下げる。

マネージャーは続けて莉麻を見る。

マネージャー「莉麻ちゃんも現場初日、本当にお疲れさま。」

莉麻は少し緊張したまま頭を下げた。

莉麻「ありがとうございました。」

マネージャー「初めてとは思えないくらいよく動いてた。周りもちゃんと見えてたしな。」

思いがけない言葉だった。

莉麻は目を丸くする。

莉麻「まだ全然です。」

マネージャー「その謙虚さも、お前のいいところだ。」

そう言って笑う。

その言葉に、メンバーも自然と頷いた。

奈津「確かに。」

未来「助かった場面、何回もあった。」

伊澄「飲み物もタオルも、ちょうど欲しい時に持ってきてくれたよね。」

陽「俺なんか二回も助けられた!」

みんなが口々に話す。

春空も莉麻のすぐ横へ歩いていき、笑いながら軽く肘で肩をつつく。

春空「ほら。みんな思ってること一緒。初日でこれなら百点じゃない?」

莉麻は照れくさそうに笑った。