こちら、溺愛ミステリー部!① 〜事件も恋も、推理で解決します!〜

「凛花ちゃん。ちょっといいかな?」

放課後、わたしは響くんに話しかけられた。

「うん?どうしたの?」

「一緒に帰れない?話したいことがあってね…」

そう困ったように微笑む響くん。

疲れたよね…さすがに。昨日事件を解決したばっかだから。

「凛花ちゃん。ミステリー部に入らない?」

思わなかった勧誘に、わたしは目を見開く。

「えっ…!」

そんなの、良いのかな…わたしが入っても。

なんか、こんなわたしが入って申し訳ない…。

でも…。

「い、いいのっ…?」

わたしはうるうると響くんを見上げた。

「うんもちろん。あと、俺、凛花ちゃんのこと、"凛花"って呼んでもいい?」

「え、あっ…うん!」

凛花…凛花、かぁ…!

ふふっ、なんだか嬉しいかも。

ードキッ♡

胸がとても高鳴った。

な、なに…この胸音…。

わたし、響くんを見つめるたびに胸がドキッとする…。

わたしはー。

響くんを見てると、目を細めるほどなんだか眩しくて…

そんな響くんはわたしは…大好き、なのかな…。

わたしはもう一度胸に手を当てた。