やはり、初回デートは気楽に話せる昼間のカフェがふさわしいと、身をもって知れたのは収穫かもしれない。
そんなことを考えていると、向かい側で迅がふっと笑った。
「ずいぶん緊張しているな」
「……そんなにわかりやすいですか?」
「ああ、まるわかりだ」
図星を突かれて、恥ずかしくなった透子は目を伏せる。
「普段は、感情が顔に出にくいって言われるタイプなんですけど……」
迅は優雅な所作で魚料理を口に運び、フォークを置いた。
「いいんじゃないか。無理に取り繕うよりは、見ていて飽きないし、面白い」
「面白い……」
「一応褒めてるつもりだ。でも、あまり緊張するとせっかくの料理も楽しめないぞ」
(こんな状況を作ったのはあなたなんですけど……)
しかし、揶揄うような声に透子の肩の力が少し抜けた。
「では、緊張を和らげるために、お互いの話をしませんか。これから交際してくふたりとして」
透子は小細工無しで真正面から話題を振ることにした。
「お互いの話か。たとえば趣味とか?」
「はい。他にも休日の過ごし方などは、人となりがわかりやすいです」
すると迅は軽く首をひねった。
そんなことを考えていると、向かい側で迅がふっと笑った。
「ずいぶん緊張しているな」
「……そんなにわかりやすいですか?」
「ああ、まるわかりだ」
図星を突かれて、恥ずかしくなった透子は目を伏せる。
「普段は、感情が顔に出にくいって言われるタイプなんですけど……」
迅は優雅な所作で魚料理を口に運び、フォークを置いた。
「いいんじゃないか。無理に取り繕うよりは、見ていて飽きないし、面白い」
「面白い……」
「一応褒めてるつもりだ。でも、あまり緊張するとせっかくの料理も楽しめないぞ」
(こんな状況を作ったのはあなたなんですけど……)
しかし、揶揄うような声に透子の肩の力が少し抜けた。
「では、緊張を和らげるために、お互いの話をしませんか。これから交際してくふたりとして」
透子は小細工無しで真正面から話題を振ることにした。
「お互いの話か。たとえば趣味とか?」
「はい。他にも休日の過ごし方などは、人となりがわかりやすいです」
すると迅は軽く首をひねった。



