イケメン双子兄弟×美少女双子姉妹の不器用すぎる甘い恋 ──私だけを見てくれる、たった一人に恋をした。──

私の言葉に、光輝はしばらく呆然としていた。



やがて、彼はこれまでに見たこともないような、心の底からの柔らかい笑みを浮かべた。



「そっか。……そっか、そうだよね」



光輝は私の頭にポン、と軽く手を置いた。



「ありがと、若葉ちゃん。なんだか、少しだけ息が吸えた気がする」



触れられた頭の熱が、妙に心地悪くて、私は慌てて彼の手を払い除けた。



「っ、触るな! ……もう、い、行くから!」



逃げるようにその場を離れた私の心臓は、うるさいほどに大きく跳ねていた。