イケメン双子兄弟×美少女双子姉妹の不器用すぎる甘い恋 ──私だけを見てくれる、たった一人に恋をした。──

光輝と話した日の夜、リビングのダイニングテーブルには重苦しい空気が流れていた。



「……ねえ、智樹」



夕食の最中、双葉が恐る恐る口を開いた。



一昨日の件で、彼女はまだ智樹に対して気まずさを引きずっているらしかった。



「この前のテストの補習、もしよかったら私、付き合うよ? お姉ちゃんとして……」



「……余計なお世話」



智樹は箸を置き、冷たい声で遮った。



「お前さ、いっつも『お姉ちゃんだから』って誰にでもいい顔して、疲れないわけ? 俺の世話焼く暇があるなら、自分の心配でもしてろよ」



「っ……!」 双葉が傷ついたように息をのむ。



「智樹、言い過ぎだよ」と光輝が呆れたように割って入るが、智樹は不機嫌そうに目を逸らすだけだった。



(あいつ、相変わらず不器用で、ひねくれてる……)



私は自分の茶碗を見つめながら、心の中で舌打ちした。