「またお姉ちゃんか」
靴箱を開けた瞬間、私の心に冷たい澱のような感情が沈殿する。
ピンク色の封筒。宛名は『双葉へ』。
――決まってそうだ。私じゃない。
いつだって、みんなが欲しがるのは「しっかり者で誰からも愛される完璧な姉・双葉」だ。
靴箱を開けた瞬間、私の心に冷たい澱のような感情が沈殿する。
ピンク色の封筒。宛名は『双葉へ』。
――決まってそうだ。私じゃない。
いつだって、みんなが欲しがるのは「しっかり者で誰からも愛される完璧な姉・双葉」だ。



