エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

私は暗記科目が苦手だし⋯⋯というより、寝たらすぐに忘れちゃうタイプだから、瑠衣さんみたいにすぐに情報が定着する人は羨ましいなあと思ってしまう。



「で、うちの学校に編入生なんて初めてのことだったし、一応、って思ったら⋯⋯また、いつもみたいに調べちゃって。⋯⋯ごめん、こんなことされて、気持ち悪い、よね⋯⋯」



そう言ってうつむいてしまった瑠衣さん。

⋯⋯なんで、瑠衣さんは私が気持ち悪いと思ってるって思ったんだろう⋯⋯?

そんなに熱心に調べてくれるなんて、それほど私のことを知りたいって思ってくれたからだと思うし、私にとっては嬉しいことでしかない。



「そんなことないですよ?」

「⋯⋯嘘。だって、こんなことされて気持ち悪いって言わなかった人、いないし」



うーん⋯⋯なんだか、今日の瑠衣さんはいつもの瑠衣さんと違って素直だなあ⋯⋯。

拗ねたように視線を外した瑠衣さんはぷくっと頬を膨らませた。