エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

瑠衣さんはもともと少食な方だけど、きっと風邪のときはいつもよりも食欲がなくなっちゃうよね⋯⋯。

量はできるだけ作っておいて、電子レンジで温めるだけで食べれるようにしておこうかな。

それから三十分ほど経つと、キッチンはおかゆの暖かい空気で包まれた。

よし、これを瑠衣さんの部屋へ持っていこう!

寝ているかもしれないけど⋯⋯少量だけでも栄養は取ってほしい。


___コンコンコン。


「瑠衣さん⋯⋯入っても大丈夫ですか?」

「どーぞ」



瑠衣さんの部屋の中から少しかすれている瑠衣さんの声がして、少しだけ扉を開ける。



「これ、おかゆです。少し冷ましたんですけど、まだ熱いと思うので気をつけてくださいね」



瑠衣さんはそれを無言で受け取り、一口すすった。

そのあと、すぐに顔を明るくさせてどんどんおかゆを口に運ばせた。