エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

この声⋯⋯もしかして、瑠衣さんっ⋯⋯!?

声がした方へ急いで駆け寄ると、そこには予想通り、グッタリとしている瑠衣さんがソファに横たわっていた。

⋯⋯否、横たわっているというより、その様子は倒れた場所がソファだった、という感じだ。



「瑠衣さん⋯⋯! 大丈夫、ですかっ⋯⋯!?」

「⋯⋯こす、ずちゃん⋯⋯?」



瑠衣さんの頬はりんごよりも赤く染まっていて、一目で風邪だということがわかる。

とりあえず、流行り病かもしれないし、検査してもらおうかな⋯⋯。



「瑠衣さん、熱は測りましたか⋯⋯?」

「んー⋯⋯午前中に測ったの最後⋯⋯たしか、三十九度⋯⋯だった」



三十九度っ⋯⋯!?

高熱にもほどがあるよ⋯⋯!

朝はいつも通りだったし、無理していたのかな⋯⋯?



「一度、熱を測りましょう! それと、流行り病かもしれないし、検査キット買ってきたから、これで確かめてね。私はおかゆの準備してくるから」



陸くんは部活、冬夜さんは生徒会、久遠さんと緩さんは⋯⋯たぶん図書室あたりにいるだろう。