エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「ライラちゃん! おはようっ」

「なんでこんなに暑いんだろうね⋯⋯まあ、地球温暖化のせいとしか思えないけど」

「まあ、これからだんだん涼しくなることを奇跡と思うしかないよね⋯⋯」
 


今は九月の中旬くらい。あと二ヶ月ほどで文化祭がやってくるらしくて、私たちの周りではもうお祭り騒ぎのようになっているところもしばしば。
 
やっぱり、クラスでの出し物とかあるのかなあ⋯⋯。
 
陽桜学園に編入してきて初めての文化祭だから、気合を入れて頑張りたいっ!
 
私たちが着席して少し経った頃に、瑠衣さんと緩さんが登校してきた。
 
寮を出る時間はそんなに変わらなかったはず⋯⋯やっぱり、この間陸くんが言っていたことは本当らしい。
 
今度から自己紹介するときに速歩きが得意です、って言っておこうかな?



「ねえねえライラちゃん」

「んー? どうしたの、小鈴ちゃん」
 


私は、編入してから気になっていたことをライラちゃんに聞いてみることにした。