エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

冬夜さんが口を開いたと思ったらさっきまで焼いていたお魚のことを注意してくれた。
 
⋯⋯きっと、言い方が少し強いだけで根は優しい人なんだろうなあ。
 
陸くんや瑠衣さんたちから慕われている様子から、そんな冬夜さんの性格が垣間見えたような⋯⋯そんな気がした。
 
急いでお魚を別のお皿に移して、火を消してから一息ついた。
 
ふぅ⋯⋯冬夜さんが言ってくれなかったら、きっと今頃もっとお魚が真っ黒焦げに⋯⋯あはは。



「冬夜さん、ありがとうございます! ⋯⋯それと、ごめんなさい。昨日は、言い過ぎちゃいました」

「いや⋯⋯俺も、言い方が少しきつかった。すまない」
 


ほら、やっぱりいい人だ。
 
冬夜さんともこれから仲良くなれたら嬉しいなあ⋯⋯。
 
そんなことを考えながら朝ごはんの準備を進めた。



「あっ、小鈴センパイ、おはようっす!」

「陸くん、おはよう! それとお疲れ様。今日もランニングしてきたの?」

「はい! なんかもう習慣になっているんで⋯⋯うわ、今日もめっちゃ美味しそうっすね!」

「ふふ〜。今日はお魚のメニューだよ! 準備が終わったらまた呼ぶね」

「はいっす!」
 


ここ最近の中でわかったこと。陸くんは誰よりも食いしん坊。