エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

あれま⋯⋯なんだかデジャヴ?



「ハッキリと言葉にしないとわからないようだな。お前は落ちこぼれの非エリートだ。底辺争いの話を聞かされたところで、お前の褒める部分は一つも無い」
 


なにそれ⋯⋯私には冬夜さんが褒められるところは一つも無いって⋯⋯。
 
⋯⋯それじゃあ、冬夜さんに認められるまで努力して、絶対に私のこと褒めさせるまでだよね!



「自分がエリートじゃないことくらい、私が一番わかっています。⋯⋯じゃあ、エリートじゃないんだったら、エリートになるまで努力するのみです!」
 


何を言われたって、私は反論するよ。
 
マイナスな言葉だって、その裏を返したらプラスの言葉に変換できる。
 
ずっとマイナスな言葉を言ったって悲しい気分になってしまうだけなんだから、できるだけプラスの言葉を使いたい。



「⋯⋯こんなに冬夜くんに反論してる人、初めて見た」

「俺もっす⋯⋯緩センパイもってことは小鈴センパイは相当珍しい部類に入るんすね」
 


横で緩さんと陸くんが何かを言っていたようだけど、構わず冬夜さんを見つめ続けた。



「⋯⋯勝手にしろ」
 


ついに冬夜さんが折れたのか、部屋に戻っていったようだった。
 
ちょっと先輩相手に言い過ぎちゃったような気はしたけど⋯⋯でも、あのまま言われっぱなしの方が辛かった。
 
おあいこ⋯⋯だよね? 私、正当防衛になるよね!?
 
その日はちょっぴりと不安を抱えながら眠りについた。