エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

すごいなあ⋯⋯それくらい、ライラちゃんが努力したんだよね。



「すごいねっ! 私も次はもっと成長できるように頑張る!」

「うん、お互い頑張ろ〜」
 


二人で視線を交わして微笑み合っていると、全ての生徒に結果用紙が渡ったのか、先生が前に立った。



「それでは、これでテスト返却を終えます。本日はこのあとに各教科担当の先生たちから解説授業があって終わりとなります」
 


今日の授業の流れを一通り説明してから先生は教室から出た。
 
そういえば⋯⋯今日は全校一斉に結果が返ってくるから、陸くんも返されているはずだよね。
 
テスト当日はいつもの元気がなくてしょぼんとしていたけど、大丈夫だったかな⋯⋯?



「___はい、それでは数学から始めます。⋯⋯日直、号令」

「きりーつ」
 


陸くんのことを考えていると号令がかかって、私は慌てて椅子から立った。

☆     ☆     ☆

ふぅ⋯⋯解説をノートにまとめるの、疲れたなあ⋯⋯。
 
寮までに帰る道で、今日起こったことを思い出した。
 
ちなみに、瑠衣さんと緩さんとは同じクラスではあるけど、未だに一度も一緒に帰ったことはない。