エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「⋯⋯ははっ、なんすか、それ⋯⋯っ」

「⋯⋯やっと、笑ったね」

「え⋯⋯」

「ほら、陸くんずっと暗い顔してたよ? 気持ちだけは常に前向きでいなくちゃ。難しいけどね。陸くんには、暗い顔よりも明るい笑顔の方が百倍似合うよっ」
 


自分に自信がないことなんて、誰でも絶対に一つはある。
 
でも、その自信が無いところばかりにスポットライトを当てて暗い気持ちになったって、悲しい気分になってしまうだけ。
 
だったら、気持ちだけでも明るくいた方が暗い気分のままテストを受けるよりも、きっと清々しく受けられるって、私は思ってる。
 
笑ったら⋯⋯なんだか今まで悩んでいたことが一気に吹き飛ぶような感覚になれる。
 
これは、お母さんに教えてもらったこと。



『小鈴、いい? これからあなたにはたくさんの困難があると思うけど、どんなときでも笑っていなさい。そうしたら、自然と明るい気分になるから。いつでも笑顔でいることを忘れない。いいわね?』
 


小さい頃、私は自分に自信が全く無かった。
 
得意なことが一つもなくて、常に周りの子とくらべがちだった。そんな私にアドバイスをくれたのがお母さん。