エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

あれから二日が経ち⋯⋯ついに、今日は実力テスト当日。



「小鈴センパイはテストの自信、ありますか?」

「うーん⋯⋯自信?」
 


朝、朝食の準備をしていると、早起きをしてランニングを済ませたと思わしき陸くんが話しかけてきた。
 
陸くんは陸上大会で優勝するほど運動神経がいいと聞いたんだけど、毎朝欠かさずランニングをしている陸くんの努力を毎日見ているから、きっとその優勝も努力の結晶なんだなあと思った。



「自信はねぇ⋯⋯もちろんゼロだよ?」

「俺もっす⋯⋯俺、運動は全般得意なんすけど、勉強はほんとに苦手で⋯⋯センパイたちと比べると俺が毎回一番下で⋯⋯」
 


確かに、陸くんの運動に関する功績は山ほどライラちゃんから聞いたけど、勉強面ではそんなに聞いていない。
 
肩をガクッと落とした陸くんの様子を見て、本当に苦手なんだなと思った。



「陸くん。私は非エリートで、それにこの学園にも最近編入してきた落ちこぼれなんだよ? そんな私よりも、絶対に陸くんの方がすごい。私なんて自己紹介で本を速く読めることが特技ですーなんて言っちゃったからね〜」