エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

昨日粗方久遠さんに寮の案内をしてもらった。
 
一人一部屋ついているみたいで、ベッドと勉強机と本棚が置かれていた。
 
カバンを置いて、制服から私服に着替える。
 
そういえば⋯⋯ご飯はいつも皆さんどうしているんだろう? キッチンがあったし、みんなで作ったりしているのかな?



「⋯⋯あ」
 


リビングで頭を捻っていると、瑠衣さんが帰ってきた。



「瑠衣さん、おかえりなさい!」

「た、ただいま⋯⋯」
 


あっ、私がおかえりなんて言ったから気分悪くさせちゃったかな!?



「これから冬夜たち帰ってくると思う。緩は⋯⋯きっと図書室だからほっといて大丈夫」
 


図書室って⋯⋯学校にある図書館のことだよね?
 
本好きとして、図書館には行っておきたいっ⋯⋯!
 
緩さんも本が好きなのかな?



「ただいま。⋯⋯あれ、小鈴ちゃん帰っていたんだね」

「⋯⋯」

「小鈴センパイ! お疲れ様っす!」
 


噂をすると早速久遠さん、冬夜さん、それに陸さんが帰ってきた。

「皆さん、おかえりなさい!」
 


学年が違うけど、帰ってくる時間はみんな同じなんだなあ⋯⋯。
 
そんなことをぼんやりと考えてリビングで座って本を読んでいると、四人が着替え終わったのか、緩さん以外の人がリビングに集合した。



「あ、そういえば明後日は実力テストだっけ?」

「実力テスト⋯⋯?」
 


久遠さんの言葉に首をかしげていると、久遠さんがその実力テストというものについて説明してくれた。