エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

つまり、この学校の中ではこの五人が有名ってことだよね。そんなに実績を残しているんだから。



「あたし面食いだからさ〜天咲くんと浅葱くんがいる学年に生まれてほんとに良かったよ〜」
 


確かに、あんなにイケメンが同じクラスに二人もいるなんて女子たちは喜ぶよね。
 
一応私も女子ではあるけど、今まで通ってきた学校が女子校だったからイケメンって言われても他の男子との違いがよくわからないんだよね⋯⋯。



「だから、そんなトップ五の皆様と同じ寮部屋である小鈴ちゃんに幻想を抱きすぎてたんだよ。あたしだって特技言ってーって言われても特に何も無いしさ」
 


そう言ってにかっと笑ったライラちゃんの笑顔は、夏の太陽よりも眩しかった。
 
ライラちゃん⋯⋯。
 
じゃあ、私はみんなが抱いた幻想を現実にするために努力するのみだ!



「あたし、小鈴ちゃんのこと気に入っちゃった。困ったことがあったらいつでも言いなよ!」

「ライラちゃん、ありがとうっ」
 


編入先で友達ができるか心配していたけど⋯⋯ライラちゃんみたいな素敵な友達ができてよかった⋯⋯!

☆     ☆     ☆

放課後、昨日冬夜さんから渡された鍵を鍵穴に入れて寮に入った。



「た、ただいま⋯⋯です?」
 


昨日から寮に入った私がただいまなんて言っていいのかとは思ったけど、一応今日から私の寮でもあるんだよね。