エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

翌日、小鈴は悩みに悩んでいた。

その原因は、数時間前に遡る。

☆     ☆     ☆

「⋯⋯あの、もう一度お願いしていいですか?」

「だから、陸と久遠と冬夜以外は同じクラスなの。僕と緩は同い年だし、小鈴ちゃんとも同い年。それに、うちの学校は学年の人数少なすぎて一クラスしかないんだよねー」

「えぇ⋯⋯」



朝起きたときに瑠衣さんとばったり会って、そのすれ違いざまに言われたこと。

昨日気まずい空気を作っちゃったのに、同じクラスなの!?

それに、昨日無視されちゃった緩さんとも同じクラスになる⋯⋯いやでも、さすがに人数が少ないと言っても二十人はいるだろうし、他の人と仲良くすればいいよね⋯⋯。

☆     ☆     ☆

⋯⋯なーんてことがあった。

不安だけが増えていってしまうけど、そんなの私らしくない。

はじめが肝心なんだから、いつまでも暗い表情してちゃだめ!

頬をパンパンと手のひらで二回叩いて、自分をしっかりさせる。

そして、自分なりに笑顔を作って、今日何度したかわからない深呼吸をまたしてしまう。



「宝井さん」

「ひゃいっ!?」

「あら、驚かせてしまってごめんなさい」



振り返ると、そこにいたのは女性の先生。