ショーヤは本当に慰めるのが上手くて、、、
「離れたくなくなっちゃうよ」
「え?」
心の声が漏れてた、、、
「な、何でもない……
でも、本当に、助かった、ショーヤに話してなきゃ、もう、仲直りする勇気がなかっただろうから…」
ショーヤにはいくら感謝しても足りないぐらい。
「明日、静華ちゃんに言ってみる…」
「うん!がんばれ!」
「で、でもまただめって言われたら、あたしもう立ち直れないかも…」
そもそも、私のどこが悪かったんだろう。
静華ちゃんとは性格的に合わないのだろうか。
「ありがと。
でももう、大丈夫。
いつまでも泣くほどあたしはよわくない。話聞いてくれてありがとう。ショーヤには助けられてばっかりだ。」
…
次の日の朝、あたしはこっそり静華ちゃんの部屋に行った。
相変わらず昨日からずっと誰かの部屋移動してばっかなのよね。
「コンコン、静華ちゃん、いる?」
「ねぇ静華ちゃん、
あたし達ノリあわないって言ってたけど、
もうちょっと具体的に何が嫌だったのか教えてほしいの。
あたし、できる限りの努力はする。それでもあたし嫌いだったらもうかまわなくていいから。」
「あ──あの件はさすがに私が
理不尽すぎたとは思ってて、、
でも、親が結構厳しくて。友達関係とか私の自由なはずなのに、全部口出ししてくる。だから稀鳥さんが悪いとは全然思ってないの。
───────でも
本心は、親が怖いの。マナーとか守らないと怒鳴られるし、友達ができたら「どんなひと?どこに住んでいるの?」ってめっちゃ聞いてくるの。わ、わたしはどうすればいいの?」
「うーんこっそり友達作るのは無理かな?」
「無理だよ、バレたときどうすればいいのよ」
静華ちゃんは本気で怖がっているようだった。


