エリート校で秘密の恋始めました



合宿の日、あたし達はバスに乗った。


そのバスは、座席がふわふわで、窓からよく景色が見える。学校は一体これのために何万円だしたのだろう。改めてエリートさを実感した。


バスが高速道路にのったところでバスレクが始まる。


「は~いこれからバスレクを始めまーす!
なんの曲を流したか当ててね!〜」


あたしの美声を聞くがいい!


『残り10分でーす。』


ホテルまであと10分、あたしはいつも通り静華ちゃんと話していた。


でもそこで静華ちゃんが、


「ちょっといい?稀鳥さん。前から私達、ノリあわないなって思ってたんだけど、お父さんからも言われたの、弁護士の家庭にそんなやつは要らないって。だからもう、友達やめよう。」


あたしは高校で最初にできた友達にもう友達やめようと言われてしまった。


あたし的には気があってると思ってたけど、それはあたしだけだったんだ。


なんだか泣きたい、というかこの気持ちを誰かに話したい。


サガは今は気まずいから…あとはショーヤとかかな…


後で言おう。絶対に。





あたし達は豪華すぎる宿を、貸切で使うらしい。。。。しかも、ひとり一部屋で。


──────スゲーなこの学校。


(でも、このあたしが泊まるんだからこのぐらい豪華じゃないとね!)


午前中は、班でカレー作りをした。


(見事に野菜が固すぎるまっずいカレーができてしまったけどね。)


(将来は料理ができるカリスマ男子と結婚するんだからあたしはできなくてもいいでしょ!)


午後はクラスのみんなで、レクをしたりして盛り上がった。


そして、消灯時間がすぎたところであたしはショーヤの部屋に向かう。


ショーヤの部屋の前で周りを見渡し誰もいないことを確認する。


そして部屋のドアを叩く。


コンコンコン。


ノック3回は礼儀でしょ!そんぐらいあたしもわかってるわよ!


(ちなみにノック2回は失礼なんだって!もし2回ノックしちゃってもあたしの可愛さで、正面突破するけどね!)


もう消灯時間はすぎてるけど、ショーヤにはいいよって言ってもらってる。


どうしても今日のうちに話したかったから。