「ここならバレないだろ」
サガが連れてきたのは物置のみたいに遊び道具がたくさんある───おそらく体育倉庫のようなものだろう。
まったく彼はここに隠れろと言っているらしい。
(バカなの?!)
「あのさ、
にげるのはいいんだけどなんでこんなとこ選ぶわけ?あたしは絶対はいらないから!」
次の瞬間、
あたしは意識が飛びそうになった。
「ちょっ、、、」
無理やりサガに体育倉庫に引きずりこまれた。
目をゆっくりあける。
「っっ!」
もうすぐにキスができてしまいそうな距離にサガの顔があって。
心臓が今までにないくらい騒がしく暴れてる。
あたし本当にどうしちゃったんだろう、、、サガといると心臓が休む暇がないくらい働いてるよ。
するとサガの大きな手があたしの胸元に伸びてきて。
「今、ドキドキしてる?」
なんて事を言って来た。サガ距離感おかしいって!
きっとあたしの顔はきっと茹でだこみたいに赤いかもしれないけど、この顔を見て、キュンとするがいいサガ!こんな顔真っ赤なあたし、そーとーレアなんだからね!
「はは、めっちゃバクバクしてんじゃん」
急にサガがあたしのあごに手を添えてきた。
「お前、俺のこと好きなの?」


