エリート校で秘密の恋始めました

…


「おはようございます稀鳥さん」


「おはようございます!今日もいいお天気ですね!」


「ちょっとこい」


「佐賀さんはお呼び出しが好きなのですね。」


ちょっと遠回しに『サガ呼び出しすぎだぞ』って言ってみた。


「稀鳥さんだけしかお呼び出ししていませんよ」


なんであたしだけ?!ああ、あたしの可愛さに気づいちゃったのね〜。なるほど、なるほどー。


あたしはまた屋上の階段へ連れて行かれる羽目になってしまって…


「お前、なんであの彩鳥ってやつと友達になった」


「?別に良くない?」


「良くない。
俺をなんだと思ってる」


「うーんめちゃくちゃ呼び出しすぎな人」


「ふーんお前にとっての俺ってそんくらいなんだ」



「何が言いたいのよ」


「まだわかんないのか!!」


?一体この人は何が言いたいのよ!
可愛くて呼び出したのかと思ったらなんだか変なこと言ってるし、なんなの!?


「!!ふせろ!だれか来る」


「ちょっ、、、、」


相手からはあたしはサガの影になってて見えないと思うけど、来たの誰?ってかふつーに急すぎない


今更だけどサガと
めっちゃ距離近くない?


ムダに緊張する、、、、


「!!!!!」


ヤバい。心臓がバクンバクン言ってる。


「逃げるぞ」


サガはそう言ってあたしの腕をつかみ、屋上のドアの前まで来た。


「こう、いう、屋上って、普通は、開いてるの?」


だめ、サガといるとなんだか心臓がおかしいの。


どうしてこんなにも心臓がドキドキいってるの?


緊張しすぎて噛み噛みになっちゃったし…恥ずかしい。


なんだか今日は、あたしがあたしじゃないみたい。


「だいたい開いてるよ」


サガの言う通りちゃんと扉が開いた。