「お前、伝言係ね。レイに伝えなよ。『狂犬連盟の二代目総長・神代(かみしろ)』が、近いうちにその綺麗なツラを拝みに行くってさ」
「に、二代目……っ!?」
高橋は恐怖で足がすくみ、地面にへたり込んだ
神代と呼ばれた男が、退屈そうに拳を突き出そうとした、その時――
「あーあ、見ぃつけた。他校のゴミクズが、うちの生徒の通学路で何やってんの?」
チャラついた、しかしどこか芯の通った声が響いた
高橋が顔を上げると、そこには鳳学園のネクタイを緩め、
ブレザーのボタンを全開にした三浦颯太が、スクールバッグを片手にぶら下げて立っていた
「颯太先輩……!」


