【完】その黒曜、あまりに気高く、あまりに最狂


「総長を仕留めれば終わりだぁ!」


鉄パイプが四方からレイの頭上へ振り下ろされる。
一般生徒の「ミオさん」なら悲鳴を上げるような絶望的な状況。


だが、夜の支配者「レイ」は、冷たい瞳のままフッと口元を歪めた


ガキィィィン!!驚くべきことに、
レイは最初の一人が振り下ろした鉄パイプの腕を素手で掴み、そのまま盾にして他の攻撃をすべて防いだ


衣服の擦れる綺麗な音。彼女が右足を一閃すると、一人の顎が跳ね上がり、そのまま後ろの3人を巻き込んで吹き飛んだ


「な、なんだあの動き……っ!?」


驚愕する敵の隙を見逃さず、レイは流れるような体術で次々と敵の関節を極め、鳩尾を正確に打ち抜いていく