3ヶ月間、書き続けよう。
ノートは鍵付きの箱にしまっていれば開けられることはない。
親は箱の中身が気になってしょうがないだろうけど。
よし、これでいい。
これがいい。
明日また、学校か。
学校側には余命のことが伝わるのだろうか?
だったら、いつも通りの普通で過ごせなくなるのだろうか?
心の糸が切れたような気がした。
2千円とスマホだけ持って、部屋の扉を開けた。
階段を降りて、リビングに行く。
やっぱりお父さんが無言でソファに座っていた。
「彩乃、どうした?」
「ちょっとだけ散歩に行ってくる。」
本当でも嘘でもない言葉。
驚いていたが、無視して家を出る。

