「……ありがとう」
暗闇の中で下駄の音だけがからんころんと響く。
私は、まだ不安なのかも知れない。
ずっと、蓮と手を繋いでいたい。
そうしている間に、お互いの家が見えてきて顔を見合わせた。
——一人にしないで。
喉から出かけた言葉を飲み込んだ。
「じゃあ、また明日」
「また明日」
ゆっくりと繋いだ手が離される。
暗闇の中で下駄の音だけがからんころんと響く。
私は、まだ不安なのかも知れない。
ずっと、蓮と手を繋いでいたい。
そうしている間に、お互いの家が見えてきて顔を見合わせた。
——一人にしないで。
喉から出かけた言葉を飲み込んだ。
「じゃあ、また明日」
「また明日」
ゆっくりと繋いだ手が離される。



