十分弱歩いて、着いた場所は河川敷だ。
地元のお祭りだけど、所狭しと屋台が並んでいる。
その光景をみるだけで、胸が跳ねる。
太鼓をリズム良く叩いている音楽が流れていて、和の雰囲気だ。
あきが私の顔を覗き込む。
「莉央。とりあえず忘れないうちに一枚撮っとこう」
「うんっ!」
あきはスマホをカメラモードに切り替えた。
「莉央ー。もっと、近くに来て!」
あきにそう言われ、身体を寄せる。
二人の上半身が画面の中に入った。
「撮るよー」
私が笑顔になると、あきはスマホのシャッターを数回押した。
お祭りはまだ始まったばかりなのに、楽しくて堪らない。
「とりあえず、撮れたから後でラインで送るね!」
「うん!楽しみ!」
花火が上がる前のアナウンスが流れて、息をのみ込んだ。
蓮はカメラを弄り始めて、陽は焼きそばの屋台に向かって歩いている。
私はあきの顔を覗き込む。
「花火楽しみ〜」
「私も!!」
女の子の友達と過ごす、初めての花火大会。
顔がにやけた瞬間、今日初めての花火が打ち上がる。
どーんと音が鼓膜に響いた瞬間、夜空に光の花が咲いた。
蓮は真剣な表情で、シャッターを切っているが、その音も掻き消されてしまう。
花火は次から次へと打ち上がり、儚く消えていく。柳のように光が夜空から降り注ぐ花火や、地上で大きく広がる仕掛け花火。
地元のお祭りだけど、所狭しと屋台が並んでいる。
その光景をみるだけで、胸が跳ねる。
太鼓をリズム良く叩いている音楽が流れていて、和の雰囲気だ。
あきが私の顔を覗き込む。
「莉央。とりあえず忘れないうちに一枚撮っとこう」
「うんっ!」
あきはスマホをカメラモードに切り替えた。
「莉央ー。もっと、近くに来て!」
あきにそう言われ、身体を寄せる。
二人の上半身が画面の中に入った。
「撮るよー」
私が笑顔になると、あきはスマホのシャッターを数回押した。
お祭りはまだ始まったばかりなのに、楽しくて堪らない。
「とりあえず、撮れたから後でラインで送るね!」
「うん!楽しみ!」
花火が上がる前のアナウンスが流れて、息をのみ込んだ。
蓮はカメラを弄り始めて、陽は焼きそばの屋台に向かって歩いている。
私はあきの顔を覗き込む。
「花火楽しみ〜」
「私も!!」
女の子の友達と過ごす、初めての花火大会。
顔がにやけた瞬間、今日初めての花火が打ち上がる。
どーんと音が鼓膜に響いた瞬間、夜空に光の花が咲いた。
蓮は真剣な表情で、シャッターを切っているが、その音も掻き消されてしまう。
花火は次から次へと打ち上がり、儚く消えていく。柳のように光が夜空から降り注ぐ花火や、地上で大きく広がる仕掛け花火。



