恋するなら、君とだけ。

う、そっ…。

この子、一宮くん、だよねっ!?

こんなところで再会するなんて…っ。

「あ、の…」

「?どうしたの桃香ちゃん」

「やっ…なんでもないです」

綾人くんにそう返事して、また一宮くんに視線を移す。

一宮くんも、『どうしてお前がここにいるんだ』と、不思議そう。

そりゃ、そうだよねっ…。

驚かせてごめんなさいっ…、と心の中で謝った。

「そーいえば自己紹介まだだったよね。
俺は藤原綾人(ふじはら あやと)。
生徒会の書記をやってまーす。

こっちは赤石大地。(あかいし だいち)。
こいつは生徒会の会計。

でっ、こっちはー。
みた?イケメンでしょ?ここの男みんなイケメンだけど、こいつは別格だよね。

こいつは一宮蓮。(いちみや れん)
生徒会長だよ。
どお?わかった?メチャクチャ桃香ちゃん可愛いね。」

メチャクチャ分かりやすいです…。と心の中で言う。

でも、もう頭がまわらない。