恋するなら、君とだけ。

「えーっとね。ここかな」

深雪ちゃんは心なしかそわそわしている。

ふふふ。ラブラブだなあ。と他人事のように考えてしまった。

深雪ちゃんの彼氏さん…メチャクチャ気になるかも!

「あ、いたいた!おーいっ!」

手をぴっと上げて、叫んでいる深雪ちゃん。

深雪ちゃんの彼氏さんらしき人と、男の子2人いる。

仲良しな子かな?

「綾人!」

「深雪!遅れてごめーん⭐︎」

「はいはい」

ふふふ。仲良さそう。

微笑ましいな。

「あれえ、その子は?」

「あ、ウチの友達。」

「ひょ、氷河野桃香ですっ…!」

ぺこっとおじぎをしてピシッとわたしを指した、綾人と呼ばれる男の子をみる。

か、かっこいい子…っ。

でも、隣の子もかっこいいっ。

って、あれ?

わたしは視線をずらしたところにいる男の子をみて、目を見開いた。