恋するなら、君とだけ。

「高校一年生の生徒のみなさま、ご入学おめでとうございます。生徒会長として、ひとこと言わせてください。
まずー」

嘘でしょうっ…!

雷みたいな衝撃をくらった。

す、すごい…っ、すごいよ、一宮くんっ…!

でも、そしたら、一宮くん、人気になっちゃう…。

やっぱり無理なのかな…わたしと一宮くんが付き合うのは。

う、ううんっ…ダメダメ…!

ぱしんと手をほおに叩いて、精神を極める。

ポジティブに、ポジティブに…っ!

ぱんっ、ぱん!!(手の音)

わたしと一宮くんが、付き合えますよーに!!

天国にいる神様に対して、そう願った。