戀-Koi-【完】


先輩たちの最後の大会はおわった。


学校に帰って部室で挨拶があった。



一年生から挨拶をしていった。

感謝の言葉を伝える。




あっという間に私の番は来てしまった。



「3年間、お疲れ様でした。
慣れないことばかりで迷惑をかけてしまいましたが
マネになってくれてありがとうって言ってもらえて
嬉しかったです。先輩たちの走る姿が大好きでした。

サラ先輩、
こんな私と仲良くしてくれてありがとうございました!
大好きです!!

本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。」




そういうと、サラ先輩は頭を撫でてくれた。




そのあとサラ先輩、3年生が挨拶をしていった。

カイト先輩は最後に喋った。




「3年間、本当に楽しかった。
やっぱり辛いこともあったけど…
最後までいちばんにこだわってよかった。
応援してくれて、ほんとうにありがとう。
俺は高校では陸上やんないから今度は俺が応援するから
頑張れ!!」





そうなんだ… カイト先輩、走るのやめるんだ…





「うそだろ?カイト、部活やめる?
絶対やめないと思ってた…」



わたしもそう思ってました。




「やりたいことみつけたから、
走ることよりも大切だし。」





その言葉は先輩たちはわかったみたいだったけど
私にはまったくわからなかった。




「カイト〜!かっこいいね!」



サラ先輩がカイト先輩の背中を叩きながらそう言った。



「サラちゃん痛い!大切だからね。」