戀-Koi-【完】



ねえ、先輩。




私が陸部のマネになりたいって思ったのが先輩がみたかったからって言ったら怒りますか?



中1の春、一目惚れした。

先輩の走る姿に感動した。

誰よりも速くて、誰よりも綺麗に走る姿に感動しました。


楽器を吹くことをやめた私は勇気付けられたよ。


でも、それを言葉にすることは難しい。
1年過ぎた今もそれは伝えられてない。




「明日ですね、最後の大会。」




約1年半だけどカイト先輩たちの走りを見てきたしサポートしてきた。

でも明日で先輩方の走りが見れなくなるのは少し寂しいです。




「後悔しないように、走ろうと思ってる。
絶対、1番とるからね、エミちゃん、みてて!」

「はい!」




『頑張ってください、応援してます!』

この言葉を私は伝えたかったんです。





でも『 』言えなかった。