生徒会長は元不良?

僕は、少し速度を上げて氷と隣に走る。
「氷はそこで待ってて!僕のほうが足速いから!」
氷はとても驚いた様子で「え?」と言いたそうな顔だった。
本当は多分本気を出せば氷のほうが足速いかもしれないけれど。
目の前の増水しそうな川の橋を渡って、トンネルへ行く。
「誰も…いない?のか?」
静まり返っているトンネル。
もう目の前は行き止まりだけど。
どこかへ言ってしまったのか?
いったん氷のところへ行こうと走る。
すると後ろからぐっと押され川へ落ちてしまった。
「秋っ!」
僕泳げるけど流石に無理…
川へ流されてしまう。
も思った時だった。
「秋これをっ!」
何か紐を持ってきた。
どうやらスマホについていた身体にぶら下げられるやつだそうで、細いけどなんとか持ちこたえた。
「疲れたぁー」
最後に紐をぐっと引っ張られたのか僕は氷と抱き合っていた。
またもや、パシャと音がした。
もう殺人未遂だろ…と、苦笑いしてしまった。
メガネはなんとか壊れてなかったし。
スマホは…まぁ犯人に弁償してもらおう。
本当に犯人は誰なのか…
そんな考えをしながらおばさんの家へ帰る。
まだ雨はザアザアと降り続いている。
おばさんの家へ変えると色々聞かれた。
全てのことを1から話すと良かった。
と安心してくれたし、窓ガラスもどうやら大丈夫そうだった。
「お風呂入ったほうがいいわよね氷ちゃんはどうする?お母さんとか大丈夫?」
「私は大丈夫です!夜勤なので」
「僕も…」
「じゃあ、泊まってく?服もあるし!あっ、安心してね部屋は別だから」
どうやら、今日は勝くん(おばさんの息子)は、修学旅行らしい。
ちなみに、「修学旅行雨じゃ~ん」と思ったかもしれないが、雨が降ってたのはここの県だけで他は晴天だったらしい。
それより…「ねぇ氷どうせだからトランプでもやる?」 
今日をめいいっぱい楽しまないと(ほどほどに)