偽りの姫の手に堕ちた元姫は、最強男子達に寵愛される。

「ふふっ
卵もネギも安く手に入って良かった〜っ」

私の生活は、皮肉にも病気で亡くなった母が残してくれたお金と父の働いたお金。
保険金などで生活している。

…あのお金を使えば使うほど、両親がいないということを思い出してしまうから。

今は雫さんから受け取ったお金で生活してる。

…やっぱり、変な感じ

お父さんがいない生活は、もう慣れてしまった。

でも、

またもや大切な人と過ごす居場所を、失ってしまった。

「…これから、どうしようかなぁ…。」



家に帰り、買ってきた食材で簡単な料理を作る

「いただきます。」

もぐ…んっ!

何となくで作ってみたけど、凄く美味しい…!

ご飯を食べ終わってのんびりしていると、スマホからプルルルルルル と着信音が響く

誰だろう…?

スマホを開くと、思わず「あっ…」となる。

蒼月からだった。

罪悪感があるけれど、着信音が終わるまでクッションを抱えて待つ

するとピッ…と音がなり、「ほ…っ」と一息つく

スマホを確認すると、Silvaのみんなから凄い量の着信履歴や、メールが来ていた。

不在着信100件超えてるっ…!

それにメールも…

〘星羅、退学したって聞いたけどどういうこと?〙

〘 星羅、今どこ?〙

〘星羅、お願い。〙

〘何処にも行かないで。〙

「っ…!」

…ごめん、みんな。

みんなのメールをブロックする。

これ以上見ていたら、未練がタラタラなの…バレちゃうから。

電話も、メールも。

返したくて仕方がない

「…ごめんね…。」

私はうずくまって、1人深い深い眠りについた。