しばらく凛と弟の人気っぷりを見ながら、5分弱待つと凛と弟がやってきた。
「ごめん桃!」
凛、美少女だから許せちゃう。
「大丈夫。で、そっちが………。」
凛の隣にいる凛には似てるっちゃ似てるけど、少し顔立ちが違う、美少年イケメンがいた。
これが、凛の弟。
「そう!私の弟、ゆーくんです!」
「……いつもおれの姉がお世話になってます。音岐優です。よろしくお願いします。」
凛の弟・優くんは律儀にお辞儀をする。
……なんか、凛と性格真逆だね。
「……どうも。凛の友達の鷹峰桃李です。絶対苗字で呼んでください。よろしくお願いします。」
優くんと同じようにお辞儀をする。
あたしが顔を上げて、3人の間に沈黙が流れたその時。
「……なんか、二人とも堅くない?」
凛があたしと優くんを見る。
「「そう?」」
「うん、堅い!2人とも、もうちょっと砕けた感じでいこうよ!『音岐優だよ〜、よろしくね。』みたいな!」
「いや、無理だよ。だって姉ちゃんの友達とはいえ、先輩なんだから。」
「じゃ、じゃあ、桃も!
『鷹峰桃李だよ。よろしく!キラッ』って感じで!」

