革命ボイシンガー!!



凛と話しているうち、すぐ凛の弟の通っている小学校に着くと、なんだか人が集まっているところがあった。

「え、何あそこ。なんかやってるの?」

あたしは素直に疑問を口にする。

女の子メイン、キャーキャー言っている子達がほとんど、小5、小6くらいのランドセル背負っている子達の集団だった。  

そして、少し離れたところには小5、小6くらいの男子達がたくさん。

「あー、あれね、ゆーくん。」

凛が女子の集団を見つめながら言う。

「え、どれ。」

男子達の中に凛に似た男子を探したけれどいない。

あたしが探している時に凛は「ゆーくん!!」と女子集団に突っ込んで行った。

いや、凛、何やってるのっ?と時間もなく。

少し離れた男子達が「音岐のお姉さんだ!」と言って女子集団の中に駆け寄っていく男子集団。

………なるほどね。

あたしは理解した。

ゆーくん、凛の弟はあの女子の集団の中にいたんだ。

イケメンで人気すぎて。

で、毎日弟を迎えにいく美少女凛は、小学校で存在を広められた。

そんな、美少女凛を一目見たい(あるいはファン、ガチ恋とか)男子達は凛をいつも待っている、と。

…………さすが美少女だ。

それに弟もさすが。姉弟だ。