イケメンすぎる、君が好き。

「完全に押し切られたんだろ」

「美優だからね......」

颯汰は遠い目をする。

「昔からあの勢いには勝てない。」

「幼馴染って大変だな。」

「遥もそのうち分かるよ、女の子のしたたかさが。」

その意味は、体育館に着いた瞬間に分かった。

「颯太〜〜!!」

入口付近から声がする。

振り向くと

「やーっと来たぁ!」

美優が大きく手を振っていた。

「来てくれてありがと〜!特に颯太!」

「半分無理やりだったけどね....」

「でも来たじゃん!」

「美優には勝てないから〜」

「よろしい。」

満足そうに頷く美優。