イケメンすぎる、君が好き。

やばい。

寝起きの頭にこの顔はオーバーキルすぎる。

「お、おはよ。」

なんとか返す俺に、葵は少しだけ笑った。

「なんか疲れてる?」

「え?」

「朝から眠そうだから。」

「あー……まぁ。」

俺が答えると、葵は少し迷うように視線を泳がせた。

珍しい。

葵がこんな顔をするのは、結構レアだ。

「……あのさ。」

「ん?」

「今週末、市の体育館でバスケの試合があるんだけど……」

そこで一度言葉を止めた。

そして、目線をそらして頬をかきながら口を開いた。

「見に来てくれたり……する?」