イケメンすぎる、君が好き。

颯汰が笑う。

「でもまぁ。」

「?」

「葵ちゃんが遥を好きになる理由、分かる気がする。」

「……。」

その言葉に、胸が少し熱くなった。

その時、向こうで葵が頭を下げ、ゆっくりこちらへ歩いてきた。

「やばっ、隠れて。」

美優の言葉に、俺たちは大慌てで角の影に隠れた。

足音が近づく。

葵が俺たちの前を通り過ぎる―――。

……。

その瞬間、葵と目が合った気がした。

「……。」

「……。」

「……。」

その数秒後。

「.........え、遥?」

「やっぱりバレた。」

「そりゃそうだ。葵ちゃんだもん」