イケメンすぎる、君が好き。

そんなわけで。

俺たちは校舎裏へ移動した。

角から少しだけ顔を出す。

そこにいたのは、

葵と一年生らしき女子。

「……。」

真剣に相手の話を聞いている。

相手を傷つけないように、ちゃんと向き合っている顔だ。

「やっぱりすごいなぁ、葵ちゃんは。」

颯汰が小さく呟く。

「何が?」

「断る時も、相手を雑に扱わないとこ。」

美優も静かに頷く。

「そこが葵の良いところ。」

俺は黙って見つめる。

夕日に照らされた金髪。

真っ直ぐな姿勢。

優しい表情。