イケメンすぎる、君が好き。

「遥。」

「ん?」

「今、絶対葵ちゃんのこと考えてたでしょ」

「……。」

「あはは、図星だ」

そんなくだらない話をしながら部室を出た、その時だった。

「小野寺ー!」

聞き慣れた声が飛んできた。

振り向く。

「んぁ〜?水瀬?」

そこには、部活着姿の美優が立っていた。

女子バスケ部の練習終わりらしく、髪をポニーテールにしたまま息を切らしている。

「どしたん?」

「葵が。」

「……葵?」

「後輩の女の子に呼び出された。」

「…………。」

ああ、なるほど。