イケメンすぎる、君が好き。

「?」

私が見ていることに気付いたのか、遥がこちらを向く。

目が合った。

私は思わず手を振る。

すると遥はぱっと表情を明るくして、

さっきまで苦しそうだったのが嘘みたいに走り出した。

……もう、分かりやすいんだから。

「かわいい。」

今度は自然と笑みが零れる。

「葵ぃぃぃぃぃーーー!!!」

「わっ!?」

突然、背中にどんっと衝撃が走った。

「びっくりした、美優か.....!」

勢いよく後ろから抱きつかれて、一歩よろける。

「えへへ〜!」

驚かせた犯人は満面の笑みで私の背中にくっついている。

「葵成分の補給〜!」

「補給って……。」

「いやぁ、今日もイケメンですなぁ。」

「そうかなぁ〜」

「そうだよ!」

美優は私の肩に顎を乗せたまま、にやにや笑う。