イケメンすぎる、君が好き。

「…………。」

「まーた止まった。」

「……。」

「遥〜?」

「……無理。」

「何が?」

「可愛いすぎる。

てか目合うたんびに手ぇ振ってきてくれんの何?可愛すぎ」

「さっきまでかっこいいって言ってたじゃん。」

「両方なんだよ!」

思わず叫ぶ。

「走ってるときは王子なのに!」

「うん。」

「俺見て笑ったときはお姫様なの!!分かる!?」

「……ほんと毎日楽しそうだね。」

そのとき。

「遥ー......!」

グラウンドの向こうから、聞き慣れた声が飛んでくる。

葵だった。

「頑張って!」

両手を口元に添えて、大きな声で応援してくれる。