イケメンすぎる、君が好き。

野球部。

サッカー部。

テニス部。

女子バス―――

女子バスケ!?

……いた。

グラウンドの端っこで、

女子バスケ部がダッシュメニューをこなしている。

「よーい!」

顧問の合図で、一斉に走り出す部員たち。

その先頭を走る金髪が、夕日に照らされてきらりと光った。

「速ぁ.........」

フォームが綺麗だ。

背筋がすっと伸びていて、走る姿まで様になっている。

「見惚れてる?」

「当たり前だろ。」

「さっきまで死にそうだったのにね」

「今生き返った。葵が栄養だから。」

「咀嚼じゃなくて充電式だったかぁ〜」

そんなことを話していると、

ダッシュを終えた葵が、ふとこちらを向いた。

「あ。」

ぱっと笑って、小さく手を振ってくれる。