イケメンすぎる、君が好き。

翌日。

夏がいよいよ本気を出し始めていた。

三時間目。

蒸し暑い熱気がこもる体育館に、先生の声が響く。

「今日は男子担当の先生が休みだから、男女合同でやるぞー。」

体育館が少しざわつく。

「まじか。」

「珍しくね?」

俺たち男子も女子も、それぞれ整列しながら話し始める。

そして当然のように。

「葵ー!」

「今日も一緒だ!」

「桐生くんこっちー!」

葵の周りには、一瞬で女子の輪ができあがった。

……早い。

形成速度がえぐい。

「じゃあ準備運動しよ!」

「王子、隣いい?」

「もちろん。」

「あぁぁ今日もかっこいい……。」

あーーーー俺も隣行きたい。