イケメンすぎる、君が好き。

「葵!」

「ん?」

振り返った葵の金髪が、夕日に照らされてきらりと光る。

「........かっこよすぎ。」

思わず口から零れた。

「……っ。」

さっきまで涼しい顔で段ボールを持っていた葵が、みるみる耳まで赤く染まっていく。

「そ、そういうこと急に言わないで……。」

「え?」

「恥ずかしいから……!」

歩く速度まで少しだけ速くなった。

まさか照れ隠し?

その後ろ姿を見ながら、俺は笑ってしまう。

「遥、早く行こ」

少し前を歩く葵が振り返る。

「ん!」

俺は駆け足で隣へ並ぶ。

すると葵は当たり前みたいに笑って言った。

「手伝ってくれたの、嬉しかった。ありがと。」

「……うん」

結局今日も俺は、彼女のイケメンさに助けられてしまった。